京都の素敵な方にお誘いいただいて、お能の鑑賞へゆきます。
ので、’ちょっとお勉強がてら。。お能についてとてもわかりやすく
そして丁寧に解説してあるページを見つけましたのでそのまま転記させていただいております。
※最も注目した文章がこちら。
謡や仕舞を教えていただくと、同時に、
『意識せずとも 自然に腹式呼吸が出来るようになる』んですって。
『腹式呼吸』=わたしにとって、今、一番の課題でした。
ダイエットにも、まず腹式呼吸と、先日も、腕利きの整体師さんに指導頂いたところです。
呼吸と、姿勢を正すだけで、ほとんどの人は痩せる=ベストの体型に戻るという意味だそうです。
本来の姿勢、骨盤の位置に戻すことで、下腹のたるみも解消されると言われました整体師さんに。
こちらの、ホームページにも、
『腹式呼吸を五分以上すると 心がすっきりし、脳内の神経物質セロトニンが増えると言われています。
また 身体の代謝の向上や姿勢の改善・猫背の予防といった効果も高められます。』
と、ありました。
お能、やっぱり素晴らしいです。
以下は全て、↓『能楽面白講座』ホームページよりそのまま転載させていただきました。
丸々コピー&ペーストお許しくださいませ。
まず能の舞台には幕(どん帳)がありません。
そのまま空間が時として宮殿になり、海にも、荒れ果てた野山にもなります。
次に作り物、いわゆる舞台装置のようなものですが、能の舞台の場合は竹と白い布で作ります。(我々の世界ではこれを「ぼうじ」と読んでいます。)これは上演の度に作り、終わればまた壊すのが原則です。一期一会の精神ですね。
しかしおそらく昔あちこち旅の一座で回っていたときに、竹と白い布という持ち運びに便利で、いつでもどこでも調達できるということがあったのでしょう。
この竹の作り物がある時は宮殿に、ある時は妖怪の住む塚に、牛車に、舟にとなります。
ですから「隅田川」で作り物がでてきたら、ははーんこれはお墓なんだと思うことで辺りはものさびしい岸辺、悲壮な感じが漂ってきますし、「舟弁慶」で舟のつくりものがでてくると、ここは西海の荒れ狂う海の上、囃子のリズムと狂言の「波よ波よ」という文句を聞いているだけで、砕け散る白い波飛沫まで見えてきます。
「邯鄲」(カンタン)に至っては全く同じ作り物が、前半は薬屋、後半では宮殿、そしてまた薬屋と変身しています。
見えないはずの波が見え、そこにはいないはずの人々のざわめきが聞こえてくる。
これって能のマジックだと思いませんか?
登場人物の装束(衣装)を見ただけで、いろいろなことがわかります。
例えば、同じ女性の姿でも赤色のは入った唐織姿(紅入り)であれば、若い女性、青や茶系統の唐織姿(紅無し)であれば中年の女性。腰巻き壺おり姿で笠をかぶっているか持っていれば、ただいま旅行中ということ。
尚かつ、手に笠をもって登場ということになれば、これは狂女(物思いに狂うということ)ということです。
又、同じ烏帽子でも、左に折れていれば源氏、右に折れていれば平氏の武士を表します。
「烏帽子折」という能のなかにも、牛若丸が元服の際、左折りの烏帽子を所望する場面がでてきます。
「このように能には見る人の能力に負う部分がずいぶん大きいのです。
シンプルだからこそ、その後ろにあるものが想像出来、世界がどんどん拡がっていきます。
能楽堂へいくと、大体の方が謡本を手にしておられます。謡本いわば台本です。
見ている側、お客様が、皆台本をもって見る劇なんてなかなかありませんよね。
シーンとしている中で、みなさんがページをめくる音まで聞こえてきそうなほどです。
我々もなんかチェックされているみたいで、間違えたりすると、見ている人全員にわかるなんてちょっとつらいところです。
謡本を見ておられるのはいいですが、どうかすると舞台を見るより、謡本に見入っている方の方が多く、お客様の頭がみなしたをむいて、何かちょっと見所があったりすると、一斉に頭が上がったりなんてシーンもよくあります。
せっかくお金を払って見ていただいているのですから、これはもったいない話です。
謡本ばかり見ていたのでは、能のマジックも出番がありません。
風姿花伝に「そもそも芸能とは諸人の心を和らげて、上下の感をなさん事、寿福増長の基、仮齢延年の方なるべし」という言葉があります。
我が家でも、以前ミュージカル劇を観に行きました。
半ば無理矢理連れていかれたのですが、観ているうちに自分の心が、如何に狭くぎゅっとタイトな状態になっているか気がついたのです。
堅くなっていた心が、ほろほろと解けていく気がしました。
絵でももちろん、見る人と通い合うものはあるのですが、演劇は見る人がいないと成立しません。
通い合うものがあって初めて成り立つのです。
能?「oh!NO!」などと言わずに、能楽堂へ足を運んで、あなたも見えないはずの波を見てください。
貴腐ワインの最高峰 <シャトー・ディケム> その歴史と味わいの特徴とは。 その歴史は中世にまでさかのぼり、ボルドーの中でも古い歴史を誇る〈シャトー・ディケム〉。 世界最高峰の貴腐ワインの生産者として有名なシャトー・ディケムの歴史と、貴腐ワインに適したグラスをご紹介します。 テロワールと人間の叡智が融合した「黄金の雫」 極甘口ワイン「貴腐ワイン」??その奇跡のワインを生み出す条件を整えた場所は、世界でも限られています。その最高峰と謳われるのが、フランスはボルドー地方、ソーテルヌ地区唯一の特一級格付畑〈シャトー・ディケム〉です。 〈シャトー・ディケム〉の歴史 蜂蜜酒への憧れ 古代より、永遠の理想郷「エデンの園」からは4本の大河が発していると考えられました。 蜜の川ピソン、乳の川ユーフラテス、ワインの川ギホン、オリーヴ油の川ティグリス……古代人にとって、これらの良き食材に恵まれた土地こそ、まさに天国と呼ぶに相応しかったのでしょう。その第一に、蜜の川が数えられていることはメタファーとして重要なことと考えられます。 そんな嗜好を示すかのように、古代〜中世の西欧人にとって至高の酒は、実はワインではありませんでした。 蜂蜜を発酵させて造った「蜜酒」。砂糖が普及していなかった時代、稀少な蜂蜜を用いて醸造した極甘の酒こそ、酒の王に相応しい味わいとされたのです。
国内では最高水準の写実派絵画。
光華みつこ画伯の作品です。
感動しました!
まゆみんと、それからみつこ画伯のお友達のあきちゃんもご一緒くださって、会期中ですが、ピサタイム^_^。
あきちゃん、氷の芸術のプロですって。
朝から元町でダンスレッスンのあと、
カツカレー食べて^_^。
ハルカスへ移動。
写実派の素晴らしい作品にひたり、
蜻蛉帰りだったけど濃い時間でした。
息子と、さくらいりょうこさんのオカリナコンサートへ。
場所は、ラピスホール。
神戸大学医学部付属病院の隣にあります。
この病院で、息子は生まれ、そして超がつく未熟児だった息子を救ってくれたのもこの病院です。
坂を息子と登りながら、
あなたはこの病院で生まれたのよ。
ママとパパは、あなたが退院できる日までの5ヶ月間、毎日毎日
会いにこの坂を登ったの。
と話ししました。
ふーんと興味なさげに振る舞う中学生の息子。
いつまで経っても、忘れることができない大きな感謝。
それまでのわたしと源五郎丸は、自然保護ボランティアをしていたこともあり、
どんな事柄も自然のありように任せることが大切だし、弱肉強食もそれは真理の一つだという
ような考え方がありました。
なので安楽死もあったほうがいいし、チューブだらけで延命も良しとしないし、
もし野生であれば生きることが難しい生命は淘汰されるのだ止む得なし。という思考が強かったのです。
息子が超のつく未熟児で生まれるまでは。
この時ほど、どんな手を使ってでも、どうか、命だけは。
ドクターから、障害が残ると思います。視力が出ない盲目の可能性が高いです。
肺が機能しないので一生酸素ボンベを背負う可能性高いです。
とどれだけ断りを言われても、構わないのでどうか命だけ助けてください。と
懇願した場所です。
24時間がこの子の勝負です、と言われ、それが過ぎると、
3日間が山場と言われ、
それを超えると、1週間。
そんな時間を過ごして、毎日今日で終わりかもと思いながら、病院への坂道を登った思い出が
蘇りました。迎えた退院の日、
この子の入院には、毎日高度医療が施され、7万円の費用がかけられていました。
もしも全てが自費であれば5ヶ月で1000万を超える医療費です。実際には一定以上の金額しか
負担しなくて良いので、ほとんどが国の税金によって助けていただいたことになります。
まだ首しか座っていない息子に、二人で、
「あなたはこれだけの費用をかけてもらって、助けてもらった命なんだよ。この日本に恩返ししようね」
と語りかけた思い出を語りながら、この日は息子と坂を登りました。
オカリナコンサートが終わり
帰りに三宮を歩いていると、
yoshikoさんからライン。
新鮮な釣りたてのお魚を手に入れたのでおすそ分けに我が家へ向かってると。
嬉しい。
yosiko さんとわたしほぼ同時に我が家へ到着。
そこから、源五郎丸ハウスで
yoshikoさんのお土産の、アンテノールのケーキと焼酎 壱岐で、
ふたりで乾杯。スタート。
気づくと随分と遅い時間に。
また明日お互い頑張ろうねと解散。
^_^。
yosikoさんお土産の、アンテノールのザッハトルテと、息子のリクエストの、ショートケーキをご馳走さまでした。